レーザーと聞くとSF映画などに登場するレーザー銃を想像して、怖いものというイメージを懐く人がいるかもしれませんが、現在ではさまざまな医療分野でも利用されていてなくてはならない医療機器のひとつになっています。
“LASER”「:レーザー」というつづりは“Light Amplification by Stimulated Emission of Radiation ”「:誘導放出による光の増幅」の頭文字を合わせた造語で、その光は“誘導放出”であって自然に発生する光ではありません。
レーザー光を作る元になる物には、ルビーや硝子などの“固体”、CO2などの“気体”“液体”、さらに“半導体”といったものがありますが、これらの発振物質に外から強い光を当てることでその物質の原子から誘導的に無数の同波長の光子というものを発生します。
そして発生したレーザー光は、同じ波長の光子であるために色が同じで、指向性があるためにこれらは拡散せずに遠くまでまとまってまっすぐに進みます。
また、もう1つ“集光性”にも優れていることから、レンズを使ってそれらの光子を一点に集めて利用することができるのです。
“レーザー脱毛”では、毛の中に含まれるメラニン色素にのみ吸収されて熱を発するように作られた“アレキサンドライトレーザー”や“ダイオードレーザー”を使って皮膚を傷つけることなく毛根部だけを狙って破壊し永久的に毛が生えてこないようにします。
レーザーはメラニン色素に反応するということを利用して、最初はあざの治療が行われていましたが治療中にたまたまレーザー光が当った部分の眉毛まで生えてこなくなったことが報告されて、これがきっかけとなって“永久脱毛”にもレーザー光が効果を発揮するということが分かったのでした。
レーザー光での施術後は、紫外線に当るとしみができやすくなっているので日焼け止めクリームでのケアをしっかり行ないましょう。
そして、毛は生え変わりのサイクルがあって1度の照射では完全に破壊されない毛根もあるので、完全な効果を得るには数回の施術を行なう必要があります。
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